八村塁NBAデビュー戦を終えて

10月23日、NBAの多くのチームのシーズン開幕戦がこの日行われた。その中でも日本人初めてのドラフト1巡目で指名された八村塁選手が所属するワシントンウィザーズの開幕戦は、日本国民に物凄く注目された。そして八村塁選手はスターティングプレイヤーに選ばれ、開幕戦を迎えた。その開幕戦を終えた後の選評を私なりに考えていこうと思う。

 

① スタッツからわかること

この日の八村選手のスタッツは、プレイ時間約25分 14得点 10リバウンド 4オフェンスリバウンド フィールドゴール率46.7パーセントと新人の開幕戦にしてダブルダブルを達成した素晴らしいスタッツだ。そしてさらに細かく良い点、課題になっていくだろう点の2つに分けてみていこう。

〈良い点〉

一番目を見張る良い点は4オフェンスリバウンドという点だろう。この数字はチームの中でもトップタイの記録である。新人ならではのアグレッシブさが、数字になってみえてきたのだ。オフェンスリバウンドの利点として、リバウンド後すぐにゴールに繋げられるという利点がある。なので、このオフェンスリバウンドのおかげで、2桁得点をすることができたのであろう。

〈課題になっていくであろう点〉

3ポイントシュート3分の0 成功率0.0パーセント。これが私の思う八村選手の課題だ。もちろんまだ3本しか3ポイントシュートを打っていないのだが、試合やハイライトシーンを見ているとわかるが、八村選手に対しての外のシュートのチェックは非常に弱い。その中でのこの数字は改善すべき点だと私は思う。

 

② 試合を通して見てみて 

この日八村選手のマッチアップ相手は、自分よりも18センチも身長の高い221センチのポルジンギス選手だった。今までの環境ではあまりマッチアップすることのない大きさの選手だったためか終始主導権を握られている印象もった。だがこればかりは経験がものを言うことだと思うので今後の八村選手に期待ですし、自分よりも大きな相手に挑めるスキルをつけるというのももう一つの課題だと私は思う。

 

多くのニュース番組を見ていると褒めたたえているばかりだったので、私はあえて厳しめでこの記事を書いたが、同じ日本人として八村選手はすごく誇りに思っていいくらいの選手だと私は信じています。なので今後の八村選手の成長やNBAでの活躍が楽しみでなりません!